当山は室町時代末期の天文11(1542)年8月に相州伊勢原日向・石雲寺第四世住職吸江詠恕大和尚を御開山に勧請して開創されました。
開基は大河伊与、宗保院の寺号は開基の戒名「立雪院安心宗保居士」に由来します。
開基・大河伊与の妻は徳川家康の功臣で金森地区初代地頭、高木善次郎清秀の妹。
開基家との因縁により、慶安2(1649)年、大猷院殿(徳川家光公)の代に御朱印七石三斗を賜っております。

「新編武蔵風土記」には、
惣門 柱間二間 森山の三字扁額
山門 大きさ惣門と同じ 宗保院の三字  >続きを読む