■霞ヶ浦の畔で今日も禅の心を説く
曹洞宗の教えの中心は、坐禅であり、さらには、お釈迦様の教えであります。私たちは仏の御子であり、お釈迦様と同じ清らかな心が具わっておりますが、日々、仏の心にそわない生活を繰り返しているのも事実です。私達が真実、仏の御子であるという確信に目覚めたときに深い反省の心が生じ、懺悔せずにはいられなくなります。このように懺悔の心がおこり、仏さまに向かって懺悔の儀式を行ったとき、ただちに仏さまの徳があらわれて仏さまの戒法を受けることが出来ます。毎日の規則正しい生活が自ら楽しく、皆と共に明るい生きがいを感ぜられて、世の中のお役に立つことを願い喜ぶようになります、個々に合掌の生活は、全てのものに生かされ、本気で命を大切にして生きる、報恩感謝の生活をいとなみ、今に打ち込むことのできる充実した楽しい日々を送ることができるのです。そこに生きがいと幸福を発見する、それが曹洞宗の教えです。2017/05/15