■寺院婦人会設置のお願い
曹洞宗婦人会とは檀信徒の皆さんと手を携えて学習し、「ひろげよう 信じよう 美しい心のふれあい」のスローガンの下、四摂法の教えにてらし、自由な発想で、いろいろな試みの中から、それぞれの婦人会(寺院・宗務所)に合った活動を展開し、事業を進めています。仏教に帰依し、家族、地域を大切にする心が社会貢献へとつながり、自身の心の平穏と安定が生まれます。檀信徒の皆さんと宗門をつなぎ、教えに一番近い活動をしている存在が曹洞宗婦人会です。
2017/06/27
管区研修会報告(5)
北信越管区研修会
期 日 10月5日(木)~6日(金)
会 場 新潟県南魚沼郡湯沢町 「ホテル双葉」
参加人数 337人
講 演 「父相田みつをを語る」
講 師 相田みつを美術館館長 相田一人氏
人権学習 「今、ここで、慈念に生きる―つながる『いのち』を耕しあって―」
講 師 北信越管区教化センター統監 長野県蕃松院住職 増田友厚師 交歓会 越後・一期一会コンサート いいあんべの皆さま
仏教讃歌の流れる内に始まった開会式、相田みつをさんの長男である相田一人さんは、映像を交えながら「書家であり詩人でもあった父の詩は全部自分の体験をもとに作られたものである」と話されました。また人権学習では、荒れる少年少女たちと深くかかわり、寺院での勉強会やキャンプ等を企画し、共に語らい考えながら行動をして自立を支援していること、人々とのつながりを大切に集い和む寺院を目指しているお話を聴き、婦人会も目指す活動ではないかと思いました。
関東管区研修会
期 日 10月25日(水)
会 場 栃木県栃木市「サンプラザ」
参加人数 309人
基本テーマ まごころに生きる
人権学習 「社会力を高める生き方」
講 師 岩手県正法寺住職 盛田正孝師
講 演 「なぜ、あの人はいつも品よく見えるのか?“何度でも会いたくなる人に!”」
講 師 イメージコンサルタント有限会社KOZU style代表 SVA副会長 神津佳代子氏
清 興 「私の心はあなたの声に開く」 メゾソプラノ歌手 栃木県鹿沼市出身 城守 香氏
人権学習は、人種差別の不条理、人間としての本質についてのお話で考える機会となりました。講演では、人はその実力・魅力が瞬時に伝わるように、様々な工夫をする必要があるというお話でした。清興は城守さんの落ち着いた力強い歌声が会場に響き渡り、心地よい感銘を受けました。
事務局 東京都港区芝2―5―2
曹洞宗宗務庁内
TEL・FAX 03―3454―6454
2017/12/12
この夏は天候不順、台風などによる災害が多く、被災地をはじめ被害に遭われました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。激甚災害に指定されました被災地に対し、福岡県共同募金・大分県宗務所・秋田県宗務所へそれぞれお見舞金を「きゃら基金」より送らせていただきました。一日も早い復典を心より願っております。
管区研修会報告(4)
九州管区研修会
期 日 9月5日(火)~6日(水)
会 場 大分県別府市 「別府湾ロイヤルホテル」
参加人数 403人
仏教講座 「 ともに願い ともに寄り添い ともに歩む」
講 師 福島県長楽寺住職・曹洞宗特派布教師 中野重孝師
人権学習 「元気で長生き」
講 師 黒木記念病院副院長野口蒸治氏
研修会の内容は、大震災に遭われた中野師のお話に涙をさそわれ、野口氏には笑いをいただいた意義深いものでした。東日本大震災•熊本地震の被災地支援のための販売では、毎年どんなものがあるか、ここに来なければ買えないものがあるので楽しみにして参加しているとの声があると聞き、とてもありがたく、うれしく思いました。
第2回常任理事会開催
期 日 平成29年9月25日(月)
会 場 曹洞宗檀信徒会館三階菊の間
議 事 1、ご詠歌導入について
2、「きゃら基金」拠出報告・案
3、中央研修会開催要項
4、役員改選に伴う選考委員発足
5、40周年記念事業経過報告
9管区の代表者による会議が開催され、11月に行われる中央研修会に向けて話し合われました。そしてこの会議において、本年度の中央研修会の開会式にご詠歌を取り入れることとなりました。曹洞宗の布教の一つとして「ご詠歌」がございますが、まだ聞いたことのない方を含め「紹介」の意味を込めております。しかしご詠歌を知らなければ婦人会に入れないということでは決してありません。どうぞ皆さまのご理解をよろしくお願いいたします。
事務局 東京都港区芝2―5―2
曹洞宗宗務庁内
TEL・FAX 03―3454―6454
2017/12/12
管区研修会報告(3)
北海道管区研修会
期 日 7月25日(火)
会 場 札幌市 中央寺
参加人数 390人
講 話 「仏教よもやま話」 札幌市真龍寺住職 飯田整治師
講 演 「うつくしい命」 歌手 大島花子氏
全道から皆さんが参加し、有意義な研修会でした。
今回、奥尻地震の復興支援活動報告がありました。24年前のことですが、今なお忘れずにおもいを寄せ、研修会当日は、奥尻の物産販売を企画し、支援活動してくださった北海道の皆さまに感謝いたします。
その奥尻の活動について、北海道管区常任理事門田眞由美さんからの報告を掲載いたします。
「グリーン・プランin奥尻」
平成5年7月12日北海道奥尻郡奥尻町より北方沖で、日本海側では観測史上最大のマグニチュード7・8の地震が発生しました。あれから24年、奥尻は未曾有の大惨事から見事に立ち直り、震災前と同じ美しい緑、美味しい水や空気に包まれています。心温かな島民の方々とお会いしていると、その当時の出来事が夢だったのではないかと思われました。
この度、北海道管区の活動の大きな柱となっている「グリーン・プランin奥尻」の軌跡を辿り、今後の指針を見いだすため、7月5日~7日の日程で、評議員4名と北海道管区教化センターの方々3名で奥尻島を訪れました。
北海道管区は、平成10年3月に奥尻島の復興を願い〝奥尻島復興記念植樹実行委員会〟を立ち上げ、主に球島の丘への植樹を継続的に実施してまいりました。丘の入り口には宮崎奕保禅師が書かれた「誓願」の文字が刻まれた石碑が建ち、復興へ向けて多くの方々の強い願いや祈りが伝わるものでした。
慰霊の地「賽の河原」、慰霊碑「時空翔」で慰霊法要をお勤めいただき、改めて犠牲となられた方々のご冥福をお祈りさせていただきました。再来年は27回忌を迎えます。この活動が今後も末永く継続されますようにと心から願っております。
事務局 東京都港区芝2―5―2
曹洞宗宗務庁内
TEL・FAX 03―3454―6454
2017/12/12
この度の豪雨災害にあたり被災されました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。そして1日も早い復興を願っております。
婦人会・全国曹洞宗青年会 合同会議開催
期 日 平成29年6月16日(金)
議 題 〇活動紹介
〇互いの会への期待する点
〇共同事業の提案
〇災害復興支援について
長い間の懸案でした、青年会さまとの初顔合わせが実現いたしました。これを機会にお互いに協力し合い活動の輪が拡がればよいと考えております。
管区研修会報告(2)
四国管区研修会
期 日 7月5日(水)~6日(木)
会 場 徳島県三好市「あわの抄」
参加人数 36人
講 演 「一人一人が、みんな大切」
講 師 日本児童文芸家協会評議員 くすのき しげのり氏
法 話 「かさねあう心」
講 師 宮崎県徳泉寺住職 澤 英俊師
体 験 「つり飾り作り」
絵本の読み聞かせを聴きながら、しばし絵本の世界を楽しんでおりました。絵本の見方などを教えていただき、それがとても新鮮であり、また納得のいくものでした。
澤さまのパワフルな法話はときに激しくときに優しく、聴くもののこころに響き、お釈迦さま、道元禅師のみ教えを現代に伝えておられました。
こちらの管区では、体験学習として毎回物作りをいたします。今回は可愛い吊り飾りを作り、個性ある作品を持って記念写真に収めました。
近畿管区研修会
期 日 7月11日(火)
会 場 京都府京都市「メルパルク京都」
参加人数 190人
講 演 「あたりまえの中にあった大切なもの」
講 師 いのちの講演家 岩崎 順子氏
トーク&ライブ 「夜が明けるよ」
講 師 シンガーソングライター やなせ なな氏
お2人の講師さまの主題は、六年前の東日本大震災に関する内容でした。映像を見ながら復興半ばの被災地に、おもいを新たにいたしました。
事務局 東京都港区芝2―5―2
曹洞宗宗務庁内
TEL・FAX 03―3454―6454
2017/12/12
管区研修会報告(1)
本年度の各管区での研修会が始まりました。その報告をいたします。
東海管区研修会
期 日 6月21日(水)~22日(木)
会 場 静岡県浜松市舘山寺 「サゴーロイヤルホテル」
参加人数 409人
人権学習 「ことばと差別―ジェンダーの非対称性について」
講 師 静岡県第三宗務所 人権擁護推進主事 川口素見師
講 演 「後生大事に」
講 師 エッセイスト 高田都耶子つやこ氏
講 話 「末法の世に生まれて」
講 師 東海管区教化センター統監 渡邊信行師
清 興 遠州天竜太鼓 龍勢組
充実した内容の研修会でした。また、会員の皆さまはバザーもとても楽しみにしています。準備は大変ですが、バザーを通して社会貢献できるのは何よりやり甲斐を感じます。
東北管区研修会
期 日 6月27日(火)~28日(水)
会 場 秋田県鹿角市「ホテル鹿角」
参加人数 300人
講 演 「今、地域劇場が面白い~演劇コンテンツは人間力を育てる力がある~」
講 師 (株)わらび座代表取締役社長 山川龍巳氏
講 演 「くらしの中の仏事、仏事の中のくらし」
講 師 秋田県龍泉寺住職 曹洞宗梅花流特派師範 佐藤俊晃師
わらび座の団員による出張アトラクションの後、わらび座社長の山川氏から、舞台芸術の力は知ること、考えることにより感動が生まれるところにあるとの講演をいただきました。
また、佐藤俊晃師は、くらしの中で仏さまにまごころを込めて水を供えること、他人を気遣い、いたわる心を持つことが仏事であり、水の功徳である。悲しみから逃げるのではなく悲しみも人生の大切な夢路であり、喜びも悲しみも大きな人生の計らいごと(仏事)であると説いてくださいました。
※宗門護持会管区集会で、婦人会設立のお願いをしております。宜しくお願いいたします。
事務局 東京都港区芝2―5―2
曹洞宗宗務庁内
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2017/12/12
2017/07/21