平成27年に開創400年を迎えた松林寺は、元和元年(1615)鶴楯城主によって創建されました。御開山は、見性寺八世徹叟榮浦大和尚です。
寛保2年(1742)に火災により喪失して現在地に移転してから約270年、それ以来の過去帳が現存します。
それによれば、当地は過去に冷害による飢饉を何度も経験し、塗炭の苦しみを乗り越えてきた歴史が散見されます。
その苦難の歴史を思えば、これからも様々な困難があろうとも、寺檀力を合わせてこの寺を次代に伝えていかなければならないと思います。