〔興雲寺の紹介〕
興雲寺は、古くは長勝寺(長松寺)と号し、薬師如来の霊地として崇敬を集め、その沿革は大宝2年(702)にさかのぼるといわれています。
備中(岡山県)洞松寺三世茂林芝繁大和尚(1393~1487)を御開山とし曹洞宗となりました。乱世の戦禍によって荒廃しておりましたが、的翁宗伝大和尚が寛永元年(1624)に再造し、自ら開基となり寺基が確立されました。
当山二世天外本龍大和尚が延宝5年(1677)、洞松寺八世乾岩雷峯大和尚に伝戒をうけて師資相続して名実ともに法地を再開、三世越堂好  >続きを読む