金鈴山曹源寺は、1500年頃の創建という記録が残されています。本尊は阿弥陀如来。明治初期までは隣接する八幡社を所管していたため、地域の方々から「宮寺」とも呼ばれ、親しまれていました(八幡社の棟札に「康正三(1457)年三月一二日願主 曹源寺持比血澄慶」と記されていることなどから、これ以前に開創されていた可能性もあります)。境内には祭礼の山車を収める鞘蔵があり、大谷奥條地区の「東櫻車」が収められています。当寺には三体の弘法大師像が祀られています。そのうち中央  >続きを読む