法幢寺は曹洞宗のお寺です。およそ600年前に妙応寺八世松径章説和尚を開山として「松月山 法幢寺」として開山されました。その後、江戸期に備中岡田藩の伊東長昌公が父の長実公の菩提を弔うために法幢寺を庇護しました。長実公を開基とし、戒名の「金龍寺殿雲山宗徳大庵主」のから名を受け「金龍山 法幢寺」と称するようになる。法幢寺は、戦国期の戦禍による荒廃、江戸期の揖斐川の氾濫、江戸末期の火災による全焼などの厄災に見舞われながらもその都度再建し、平成の大改築、改修を経て今に到る。