佛國寺は福應山と号し、曹洞宗の坐禅道場。
若州武田家五代、武田元信公の開基で、文亀二年(1502年)の創建。
開山は順應慶随大和尚であり、佛國の寺名の定りたる由縁は、開山の御修行中、中国を巡拝修行。
さらに朝鮮国を巡り慶州の古刹道場仏国寺に安居行道なされ、やがて帰国の時、若狭の地の国主武田氏の拝請により新寺建立に際し、極めて印象深き仏国の寺名を頂き、定められた趣が推量される。
境内に開基元信公の五輪墓がある。
現在は朝晩の坐禅と年7回の接心会を行い、国内外からの参禅者を常に受け入れてい  >続きを読む