雲門寺は慶長2年(1597)、上後閑村(安中市)長源寺16世である鳳唵澗鶩和尚を開山として創建された。開基は松井田城主大道寺政繁の家臣であった武将・山城守の孫にあたる平石儀太夫である。
主要建物は、本堂を中心に、庫裏・書院や鐘楼造りの山門などがあり、境内には美しい禅様式の庭が整備されている。
本堂の須弥壇には、釈迦如来を中心とする釈迦三尊が安置され、須弥壇両脇には達磨大師像、大権修利菩薩像が安置される。
当寺は「龍峩山地蔵院雲門寺」と号した。
山号の龍峩山は城との関係が深いことに由来する  >続きを読む