嶽林寺は正式名称を大峰山長慶院嶽林寺という。
上越新幹線上毛高原駅西側にあり、旧月夜野町、沼田市、赤城山、三峰山を一望出来る高台にある。
 寺伝では永正二年(1505年)、雙林寺七世在天禅師を開山として、小川城二代小川次郎 景裕公(嶽林院殿奇厳清俊庵主)を開基に開創された。宗旨は曹洞宗、御本尊は釈迦如来である。
 当山が開かれた1500年代は室町時代末期、世は戦国の動乱期であり小川城は上杉氏の関東進出 の大事な足場の一城であった。 沼田城が小田原の北条氏の支配下になった際、よく北条側に対抗  >続きを読む