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  • 梅花講

秋月山 千相院

〒975-0071 福島県南相馬市原町区深野風越2

沿革・年間行事

歴史や由緒

 當山は小高山同慶寺(小高区)の末寺の曹洞宗(俗に禅宗とも言われる)寺院で、御開山は同慶寺13世黄山寒牛大和尚である。

 元和4年(1618年)8月11日、開基(かいき)である相馬の名君と言われた相馬長門守義胤公(蒼霄院殿外天雲公大居士)の夫人の深谷御前おきた御方(月潭秋公大禅定尼)が亡くなった。享年55。遺骨は江戸から思い出の深い小高に移され、土器迫の谷にあった千相院跡に葬られた。その後、菩提のために行方郡深野村(原町区深野(ふこうの))に秋月山千相院が再建立された。藩主は法華経壱千巻供養をされて、夫人の法名より2字を取り、「秋月山」と号し、右の壱千巻の「千」と、相馬の「相」を取り、「千相院」と名づけられた。

沿革

 元和4年(1618年)8月11日 開山

 文政年間(1818~1830年)には大原山延命寺、舘沼の中鑑寺、信田沢の白竜山岩松院、高倉山文殊寺、東光山八竜寺の5寺院が當山に合寺された。

  また明治6年10月には、當山に深野小学校が創立開校、明治13年信田沢小学校と改称、明治22年石神尋常小学校に、明治32年4月石神地区に2校を設立し、本校を石神第一尋常小学校と改称、現在地の北長野に移転した。

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