雷神様とペット供養のお寺
  • 梅花講

岩松山 報恩寺

〒849-2101 佐賀県杵島郡大町町大字大町5205

沿革・年間行事

歴史や由緒

報恩寺は、1249年(建長元年)、宋から帰国した臨済宗の神子榮尊禅師により建立されました。開基は、神子禅師の父、平康頼公と伝わっていますが、神子禅師の父親は安徳天皇という説もあります。当初は、現在地の裏山に伽藍を構え、同じく神子禅師が建立した佐賀大和の万寿寺の末寺として臨済禅の布教教化の拠点となっていましたが、焼失してしまい荒廃していたところ、鍋島直弘公により曹洞宗のお寺として再建されました。神子禅師は雷神を教化したという伝説があり、毎年4月28日に雷除けのお祭りを催しています。

ご本尊

当初は、神子禅師が宋から持ち帰った「釈迦像」を本尊としていましたが、焼失してしまいました。江戸時代に再建された際、神子禅師が雷神を教化したという伝説に因んで、風神雷神28部衆を眷属としている「千手観音」を本尊にしています。

焼け跡から出てきた神子禅師が宋より持ち帰った釈迦像と現在の本尊
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