風光明媚、霊験あらたかな延命地蔵菩薩の寺
  • 梅花講

青葉山  光嚴寺

〒986-0131 宮城県石巻市飯野字寒風沢内田55

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ご祈祷ご祈祷

新車祈祷、病気平癒祈祷、水子供養祈祷、震災浮遊霊鎮魂祈祷…等。まず電話(0225-62-1333)で事前予約を賜ります。

お墓・納骨堂の案内お墓・納骨堂の案内

 「合葬墓(がっそうぼ)・永代供養墓」のご案内…



 「散骨」は縁に連なる方に拝む対象が無くなる…「樹木葬」はご遺骨は残るが人知れず供養をする人もない…いま悲しいことですが墓守の後嗣が無く、散骨や樹木葬など「自然葬」を考えざるを得ない方が増えています。

 一度「合葬墓」や「永代供養墓」の利用を、考えては如何でしょう。散骨や樹木葬など「自然葬」とは異なり「合葬墓は、皆様ご一緒に…」のお墓です。

 ご縁に連なる方の外、光嚴寺なら寺墓地をお参りの方々に永代にわたり墓参焼香を頂けるものと確信します。

 合葬墓や永代供養墓は、お盆や彼岸などに光厳寺が永代供養を致します(ただし一度納骨した御霊骨は合葬されますので、いかなる理由があっても返還することは出来ません)。

 ご利用に当たっての詳細なお問い合わせは、光嚴寺(電話0225-62-1333)へお願いします。

【写真・中央】合葬墓(がっそうぼ)と【写真・左脇】左右に永代供養墓全12基

お悩み相談お悩み相談

十分な知識も有りませんが、お悩みをお聞きすることはできます。ただし、住職は壮年時に新聞社勤務(報道&経営)35年の経験があり「かたり」にはかなり厳しいです!オカネの貸与だけは、お断りです。ただ、本当にお困りの方には公的手続はご案内できます。

関連施設関連施設

■白山堂、霊峰泉、半杓橋、白山庭園

 昭和62年、門前の山内洋子さんが長男の菩提を弔うために資金を提供され、面目を一新し整備されました(現住24世代)。
 白山堂(約1㎡)は新田の製材業、阿部文一氏がこれに協賛し建立寄進されました。

■白山妙理大権現
 寺伝では「中興開山笑室誾補大和尚が当寺入室の時に、山内擁護のため加賀の白山権現を移し勧請す」と伝えられます。
 曹洞宗では、開祖の道元禅師が留学先の宋から帰朝する前夜に「白山妙理大権現が出現し、禅の法典「碧厳録」の筆写を助けてくれたので、一夜のうちに総てを書き写すことが出来た(一夜碧巌録)」と伝えられています。
 禅師の開かれた大本山永平寺では、白山妙理大権現を鎮守とし、夏には修行僧が白山登山して奥宮に参詣しております。また修行に出る僧は振分荷物の袈裟行李に「白山妙理大権現、龍天護法大善神」の軸を納め所持して、居室に掛け守り本尊としております。

■龍天護法大善神
 『千手観音経』に「龍天善神恒常に擁護す」と示され、仏法を守護する神さまで、龍部のもの達と、天部のもの達を合わせた呼称とされます。建撕記により「道元禅師が大仏寺(永平寺)の上棟式を行った時に、龍天が小雨・小風を起こした」と伝わり、宗門の僧は「白山妙理大権現、龍天護法大善神」と併記した〝龍天軸〟を所持し「修道無難、道念増長」を祈願しています。
 当山では白山さまと一体として「白山堂」に合祀し、弁道修行の守護神としてお祀りしております。

■秋葉三尺坊大権現
 遠州の袋井万松山可睡齋は如仲天誾禅師が開かれた宗門屈指の名刹で、境内に火防に威徳を放つ秋葉三尺坊大権現が祀られて信仰を集めています。
 当山の秋葉三尺坊大権現は可睡齋から分霊したことが伝えられ、近年可睡齋から分霊寺院へ諸行事の案内を頂くようになって裏付けられました。
 当山には葉山堂の所在が伝わりますが、堂名からして元々秋葉三尺坊大権現をお祀りしたお堂とも考えられます。現在は葉山堂は失われ、白山堂に合祀しております。

■薬師瑠璃光如来
 寺伝では過去に「葉山堂」が所在していたことが伝わります。「6尺(2m)四面、宝形造り。本尊は薬師瑠璃光如来。元弘年中(1331-1333)天台宗の時、江州坂本比叡山守護の山王21社の本地仏を勧請す」と伝えられます。
 薬師瑠璃光如来は(西方阿弥陀如来に対し)東方浄瑠璃世界の教主で「大医王仏」とも呼ばれ、広く人々の病気を治し延命にするだけでなく、精神的な苦痛までも取り除くと伝えられております。
 当山の白山さまには、何時の頃からか「白山さま白山さま…どうぞ虫歯の痛いのを治して下さい」と普段食べている箸を供えて願掛けし、治ったなら柳の箸と交換してお礼参りする信仰があります。
 これは、白山堂に合祀のお薬師さまの霊験なのでは…と思考されます(現住24世)。

■慈母子安観世音菩薩

 本堂須弥壇裏手の「開山堂兼位牌堂」にお祀りしています。寄木造の座像(33cm)で、製作年代や作者は不詳です。しかし、藩の兵法指南や樺太遠征副長など、藩の要職にあった開基・山﨑家の寄進によるものと思われます。
 お産に際し「尊前の小さなお枕を借用して枕元に置くと軽くお産ができる」と崇敬され、また「女人の諸々の悩みを聞いて下さる菩薩さま」として、広く信仰を集めて参りました。

 

■27体の地蔵菩薩立像

 本堂須弥壇内陣の左右にお祀りしている寄木造の立像(33cm)で、27体が現存しています。
 特に東北地方を襲った「天明(1782-1787)天保(1833-1839)の大飢饉」は、いかに過酷だったか当山過去帳からも伺い知れます。止む無く子供殺しに走ることも横行したとされ、飢饉を脱した後に「犠牲者の菩提を弔うために寄進された地蔵さま」であると伝えられます。

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