神戸市中央区にある曹洞宗寺院です

慈照山 東福寺

〒651-0066 兵庫県神戸市中央区国香通7-2-6

沿革・年間行事

歴史や由緒

当山は、1602年、兵庫県美嚢郡久留美字清土(現在の三木市)



に建立されました。



明治2年の廃仏毀釈や興廃により、その伽藍の一部とともに本寺



慈眼寺に併合され、爾来32年、このことを痛く慨された



圓通祖道老師は、明治35年、神戸市小野(現在の中央区)に移し、



再興を決意。明治41年現在の地を求め、仮の本堂を建立。



大正元年には、当時の名棟梁、9代目伊藤平左衛門・人間国宝彫長を



招き、伽藍建立を始め、大正13年、長野善光寺雨宮智栄尼僧正を



拝請、大落慶式典を挙行するに到りました。



初代圓通祖道老師は、本尊に一光三尊の善光寺如来を勧請し、



宗派を超えた布教活動を展開し、遠近を問わず「小野の善光寺」と



呼ばれております。



その後の阪神大水害・空襲の難を奇跡的に逃れ、又、平成7年の



阪神大震災では、伽藍は大きな被害を受けましたが、伊藤平左衛門の



孫弟子、魚津棟梁の献身的な修復によって、創建当時の伽藍が復旧



相成りました。 





         東福寺住職  圓通 良樹 合掌



 

ご本尊

一般的には、「善光寺如来」と呼ばれておりますが、正式名は『一光三尊阿弥陀仏』です。



当寺の御本尊様は、長野善光寺より賜った御本尊様であると聞いております。

年間行事

■釈尊「降誕会」

4月8日



お釈迦様の、お誕生日を皆様でお祝い致します。



山門下に、「甘茶」をご用意致しますので、ご自由にお飲み下さい。

■盂蘭盆大施食会

8月22日 午前10時〜



毎年8月22日午前10時から、お盆の法要を厳修いたします。

必ず10時までにお越しいただき、受付を済ませてお参りください。

■地蔵盆

8月24日 午後6時30分〜



8月24日午後6時半に提灯を点灯し、子供達の健やかな成長を願って地蔵盆を行います。

皆様お繰り合わせの上、お子様同伴にて参詣ください。

尚、提灯の新規申し込みは、7月中にお願い致します。

■除夜の鐘

12月31日午後11時50分〜



一年を分ける除夜の鐘を撞いていただけます。



またこの梵鐘は、大震災で亡くなられた方々の供養と、震災の悲惨さを後世に伝えるために再鋳造した



500貫の大梵鐘でもあります。



一人一鐘で順番に撞いていただきますので、時間までにお越しください。

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