■梅花流御詠歌
50年以上も前から、願王寺では『梅花流御詠歌』を布教の大事な一つとしてお唱えを続けてきました。一時はほぼ全戸のご婦人が参加され、お参りとともに憩いの場として位置づいていました。しかし時代の流れとともに、少しづつ参加される方が少なくなってきましたが、ずっと支えてきていただいた方の働き掛けもあって、近頃では次の世代にも引き継がれ、二つのグループで、毎月の例会が行われています。
また、以前は自宅とお寺で行われていた葬儀には、西国三十三か所の御詠歌ととともに、必ず梅花流の御詠歌 『追善御和讃』『追弔御和讃』をお唱えして、亡くなった方のお見送りをしていました。近頃は、葬儀場での葬儀も増えてきましたが、梅花講の方もそこに参加していただいて、お唱え頂いています。