• 認可参禅道場

法輪山 大運寺

〒467-0015 愛知県名古屋市瑞穂区十六町2-4

沿革・年間行事

歴史や由緒

初めは大悲山香樹院と号し、天文年中に法持寺三世月洲瑞香の開闢である。その経緯は明らかではないが、天文十年に創建された法持寺塔頭の太虚院住持であった香山潢公が建立している。同じ月洲が開創した光明院と同じく清須に開創されたものと思われ、慶長還府の際に、南寺町に移転したものであろう。本尊の釈迦如来座像は元禄八年二月四日に披露済で、宝永六年二月、三世中興龍源香澤の代に大涅槃図が什物となっている。その後、宝暦七年三月には吉田清左衛門が中興開基となって法持寺十四世義山淳孝を法地開山に迎えた。明和二年三月には鐘堂の大鐘に三世智翁淳哲が銘を記しており、天明五年十月二十四日に現在の山号、寺号に改めた。文政十一年二月より四月までの遠州秋葉寺御開帳にあたって銅瓦の寄進を受けている。大正二年九月には九世芝山玄霊が隨意会を開闢した。昭和十八年には白川町より現在地へ易地され、伽藍も移築したが、同三十四年の伊勢湾台風によって本堂・山門等が倒壊し、同四十七年十一月に本堂再建、平成二十八年五月に客殿再建して現在に至る。

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