法身禅師ゆかりの寺
  • 梅花講

池福山 法蓮寺

〒034-0107 青森県十和田市洞内前田88

活動・行事

坐禅坐禅

■ゆったりとお坐り下さい

 法蓮寺位牌堂の廊下には、坐禅の単(坐るところ)を模した腰かけを設けており、どなたでも利用することができます。坐禅の指導をご希望の方は当寺までお問い合わせください。最初から単を模した腰かけで坐るのではなく、個室にて基本からご指導いたします。人数により部屋の大きさも変えられますし、場合によってはこちらから伺います。今のところ定期的な「坐禅会」は開いておりませんので、ご希望の日にちと、時間、人数をお知らせください。(対象:説明をご理解いただける小学校高学年以上の方)

■ちきゅうじんとしてのわたし

 躰をととのえ、呼吸をととのえ、心をととのえる、これが坐禅の基本です。しかし、そのことが思うようには行かないものなのです。体は坐っていても、心はじっとしてくれません。過去にとらわれ、未来に不安を抱き、欲望に惑わされています。

 わずらわしさから解放されたいと、大抵の人たちは思っているはずです。そのわずらわしい思いも「わたし」が作り出していること、外に目を向ければ、大木が大地にしっかりと根を張り、大空がすべてを包み込んでいます。「諸縁を放捨し万事を休息する」「非思量」思いが浮かばなくなる、これは道元禅師のことばです。してみないと分からないことがあり、坐禅に臨むこととは”坐禅”をすることに尽き、坐禅そのものに成り切ることといえます。

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